
転職は、入り方によって部署や役割(ポジション)が決まり、その後の昇給・昇格にも強く影響します。いくら有能な人材でも自分の能力を生かせないポジションに配属されたら力を発揮できません。自分の能力を最大限生かせる求人(採用枠)を見つけ、良い入り方をするのがお奨めです。
例
・高収益の事業部に入社でき、評価やボーナスが良い。
・管理職候補者として入社したため、入社半年後に管理職に昇格した。
・専門職で入社したため、一律ベースアップの対象となり昇給した。
・B事業部に入社したため、A事業部の人達より評価が低い。
タイミングの違いで大きな違いが出る可能性がある
転職はタイミングが重要です。タイミングの違いでまったく状況が変わる可能性があり、状況は刻々と変化します。タイミングを見極めて転職するのが良いでしょう。
タイミングの違いの影響
- 少数職種で欠員が出て、1名の採用枠で採用された。
- 新規事業や特定職種の採用に力を入れている時期のため採用される。
- 入社後に部門長で欠員が出て、運よく抜擢され昇格ができた。
- 会社の方針が変わり選考方法も変更され、以前より入社が難しくなる。
機会を逃すと・・・
- 面接官
- 「まずは480程度でお願いします。」
- 転職者
- 半年後、業績悪化で賞与が減り470万程度になる。再度同じ会社に選考を依頼する。
- 転職者
- 「該当のポジションは今も増強中ですが現状メンバーのバランスから考え、450万程度でお願い致します。」
- 面接官
- 「700はOKですがプロジェクトリーダーをお願いできますか?マネージメント要素は少なめでメンバーへの模範的な存在と考えて下さい。」
- 転職者
- 「マネージメントが少しでも発生するポジションはキャリアとして考えていないため、お見送りでお願いします。」
- 転職者
- 半年後。転職せず勤務を続ける。
- 現職の管理者
- 「現状の650万程度だとマネージメントでの成果も欲しいので、今期からマネージメント成果も査定対象とします。」
- 面接官
- 「マーケティングチームでの採用は見送りですが、セールスチームとしては歓迎です。検討お願いします。」
- 転職者
- 「セールスでは考えていないため、一旦検討させて下さい。」
- 転職者
- 2週間後。「やはりセールスチームに興味があります。選考お願いします。」
- 面接官
- 「大変申し訳ありません。確定しそうな方がいるため、本件はお見送りでお願いします。」
難易度が低い求人で入社し、異動を狙う道
難易度が低い求人で入社し、入社後に異動することでキャリアアップする人がわずかに存在します。流れとしては敷居が低いポジションで入社し、成果を出しながら希望の異動先の業務の勉強を継続します。そして人間関係・信頼関係を築き、タイミングを狙って異動希望を出す流れです。部署異動・職種変更は簡単な事ではありませんが、「希望のポジションでの通常入社は難しいものの、異動であれば希望のポジションに就くケース」がわずかにあります。
例 サポート職からエンジニア職
- サポート・テスターで入社する。
- 技術の勉強と人間関係構築を進める。
- エンジニア部門への異動希望を出す。
- 異動の面接が行われる。(人間関係・信頼関係、スキルクリアが重要)
- エンジニア部門へ異動。給与は据え置き。
- 強みを業務で積極的に出す。
- 半年後、周囲から実績が認められ給与が大幅アップ。